自由が丘の行政書士が教えるビザ!萩原行政書士事務所

無料レポート<続き3>

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(2017.08.12)

○質問:親族訪問で母親を3か月ほど呼びたいという招へい人は中国の方で、1年の在留資格保持者。来日して日も浅いので身元保証のための書類が整わないため、勤務している会社社長である日本人に身元保証人をお願いしました。身元保証書に押印する印鑑は会社の代表者印でも良いでしょうか。

(回答)招へい人が親族を呼びたいということなので、短期滞在(親族・知人訪問)のビザ申請となります。この場合身元保証人は、個人の住民票や課税証明書、会社経営者であることを示す法人登記簿謄本か個人事業主であれば営業許可証の写し等の書類を提出することとなります。

 

また、押印する印鑑は、通常、個人として使用している印となります。 

 
○質問:ビザ申請を受け付けてもらえなかったのですが、なぜ受け付けてもらえなかったのか理由を知りたい。

 

 (回答)以下に該当する場合は申請を受け付けないことがあります。

·    1)日本国籍を有する方からの申請 

·    2)出身国(地域)・居住国(地域)以外の日本大使館又は総領事館へ申請された場合 

·    3)現に有効なビザ又は再入国許可(みなし再入国許可を含む)を有する方からの申請 

·    4)ビザ発給拒否後6か月以内に同一目的で再申請があった場合 

·    5)別の日本大使館又は総領事館でビザ申請を受理中である場合 

·    6)提出書類に不備・不足がある場合 

·    7)旅券の有効期間やビザ貼付欄が不足している場合 

·    8)代理申請する資格のない方/機関により申請された場合 

·    9)在留資格認定証明書交付申請中である場合 

 

○質問:北海道在住の日本人男性からの照会。フィリピン人女性と結婚を前提に付き合っています。今回は、日本を見てもらうため、3か月間訪日してもらう予定です。 

また、同時に、フィリピンにいるシンガポール人の友人にも同行して訪日してもらうつもりです。二人が日本に来るためのビザの申請はどのようにしたら良いでしょうか。 

(回答)フィリピン人の方の日本入国はビザが必要です。日本滞在中に働かないということであれば、一次有効の短期滞在ビザを取ることとなります。申請に際する手続きの概要に関する詳細な説明は別途ご案内します。

 

なお、一回の日本滞在が30日以内であれば、最長5年有効の数次ビザもとることが可能となります。一回の訪日は30日以内で何度も繰り返し行き来した方が良いのか? 一回の訪日での滞在は最大90日いるようにして、毎回新たにビザ申請をすることを厭わないのか? どちらが良いか検討してください。 

また、シンガポール人の日本入国については、今回のように短期滞在であれば査証免除の対象となりますので、ビザを取る必要はありません。但し、短期の査免で入国する場合、3か月を超える日本滞在は認められませんので、念のため。

 

 

 〇質問:ビザ発給拒否の理由を教えてほしい。

 

(回答)拒否の理由は,その申請がビザの原則的発給基準を満たしていなかったためと理解してください。

なお,個々の案件について具体的な拒否理由を回答することは,それらの情報が不正な目的を持って日本に入国しよう/させようとする者により,審査をかいくぐるために悪用されることも考えられ,その後の適正なビザ審査に支障を来し,ひいては日本社会の安全と安心にとってもマイナスとなるおそれがありますので,回答しないこととなっています。なお,行政手続法3110号は,「外国人の出入国に関する処分」については,審査基準・拒否理由等を提示する義務の適用除外としています。

 

 

○質問:日本側招へい機関である民間会社からの照会。東南アジアから看護師を日本で開催される栄養学会に出席してもらうための準備を進めています。日本滞在は一か月の予定です。ビザ申請についてどのような点に注意していく必要がありますか。

(回答)看護師の学会出席について、滞在期間とその活動内容の二点につき確認したい。

 

まず期間は一か月とのことですが、学会は一か月間続くのかどうか。学会が1週間であれば残りの期間はどうするのか。

次いで、日本滞在中の活動内容。特に、看護師の資格と活動に係わる話で、学会での活動内容がセミナー参加や勉強会といった座学のみであり、現場の見学に限られるのかどうか。実地体験として患者に直接医療行為を行うこととなるのかどうか。

短期滞在ビザの申請をしようとするのであれば、日本滞在中に報酬を得る活動はしないこと、更に、学会では座学や現場見学のみとすること。少なくとも患者に直接医療行為を行ったり、謝礼をもらったりはしないこと。

以上の点に留意されることが大切です。

 

○質問:上海在住のイラン人夫を短期ビザで日本に呼びたいとの日本人妻からの照会。

日本での婚姻手続きは済ませており戸籍謄本にもその旨記載されているが、イラン側への婚姻手続きは未届けです。

(回答)短期ビザの申請手続きは、上海に住んでおられるイラン人ですので中国・ロシア・フィリピン以外のその他国籍者の第三国申請扱いとなります。

 

提出書類の準備等は普通に行って頂ければ良いのですが、ご照会のケースについては、少し留意しておくべき点があります。

(1)  まず、一般論として、イラン人男性と外国人女性との婚姻に際して、外国人女性は必ずイスラム教に改宗する宣言を行うこと、結婚によってイラン国籍となること、イラン出入国・滞在はイラン人として扱われること、です。

日本パスポートでのイラン入国や出国はできません。離婚するといって日本旅券でイランを出ようとしても認めてくれません。

(2)  次に、戸籍に載っているということで、日本での婚姻手続きは済んでいます。しかし先方の手続きがまだ完了していません。イランの手続きは届出して半年くらいかかるともいわれていますが、未届けなのか、手続き中なのか、どうでしょう。少なくともイラン側から見れば、イラン人男性は独身(もしかしたら本国ではイラン人女性と婚姻中かも)で日本人女性の夫ではありません。

(3)  最後に、ビザ審査の観点から見ると、現実の問題として夫婦が本国である日本かイランで同居しておらず、更に、夫はイランではなく第三国である中国上海にいる。一般的には夫の単身赴任等、諸々の事情によって別居状態となることはいくらでもあり得る事態ですが、今回のビザ申請は、日本で同居するのではなく短期間来日するだけで、日本人妻が上海に行くわけでもない。どうしてこういう状態になっているのか。何か背景があるのではないかと思われてしまいますので、この辺の対策が大切となります。

 

○質問:外国旅行中に近くにある日本大使館・総領事館でビザ申請はできるでしょうか。

(回答)出身国や居住国にある日本大使館・総領事館において申請してください。原則として旅行先では申請できませんが,やむを得ない事情がある場合には申請を行いたいと考えている日本大使館・総領事館に事前にご相談ください。

 

 

○質問:アメリカ語学留学中に知り合ったフィリピン人の友人を、10日間日本に招待したい。身元保証人は父親になってもらおうと思っていますが、年金生活者です。大丈夫でしょうか。

(回答)ご心配のように身元保証人たる父親の年収が年金だけとなると少々気になります。とはいえご照会のケースは、比較的明るい見通しがあるのではないかと思います。まず、審査は総合的になされますので、今回の日本滞在期間は10日間であること、フィリピン人の友人は過去にアメリカに留学しており生活費等十分な経済力があると思われることから、現地ではビザ申請人の方の所得証明・預金通帳などの提出書類をも勘案して判断しますので。結果はダメとは限りません。

 

 

○質問:ビザ発給・不発給の法的根拠はあるのだろうか。ご存知ですか。

(回答)国際慣習法上,外国人に対してビザを発給するかどうかは,各国の主権行為であるとされています。日本国領事官等は,外務省設置法第413号,第71項,第102項及び3項に基づいて,ビザに関する事務を行っています。

 

 

○質問:日本からビザなしで行ける国はたくさんあります。でもその国の人が日本に来るのにビザを必要としているのは不思議です。なにか不平等な気もしますが如何お考えですか。

(回答)ビザ免除は必ずしも双務的なものではありません。例えば,ある国にとっては日本からの旅行者を受け入れることは経済的にプラスになるので一方的措置として日本人に対してビザを免除している場合も多くあります。他方,それら全ての国の人に対して日本がビザ免除をすることは,不法滞在者や不法就労者の増大に繋がる可能性がある等,日本国内の残留者の発生件数のみならず,我が国の治安,旅券の信頼性や人的交流の程度などを総合的に判断する必要があります

 

 

○質問:某国立大のモンゴル人留学生に係わる照会。春の卒業と桜の時期に両親を呼び、4月から5月にかけて一か月ほど日本にいてもらう予定です。その間、留学先の大学を3月に卒業して就職活動を行うつもりですが、日本の在留期間は4月8日までとなっています。

留学生自身が5月まで滞在するのはどうしたら良いでしょうか。また、両親の短期ビザ申請は5月まで認められるでしょうか。

(回答)(1)まず、留学生自身の件ですが、卒業してから日本出国まで準備期間として一定期間を認められます。卒業後就職活動に入るということであれば、プラスアルファーの期間は就活中として特定活動資格での在留が認められるかどうかです。入国管理局に相談して承認を得る必要があります。

 

(2)ご両親の親族訪問を目的とする日本入国のための短期滞在ビザの申請については、先に留学生自身が行った入国管理局への在留資格変更申請に係わる証拠書を保管しておいて、必要であればこれらの書類写しをビザ申請窓口に提出する、ことで手続きは進められます。

 

○質問:ロシア人の友人が日本に90日間滞在して、日本全国をキャンピングカーで旅行したいと言っていますが、どのような点に注意してビザ申請をすればよいでしょうか。

(回答)まず、日本滞在中に報酬を受ける活動をしないとの前提ですが、90日間、日本全国をキャンピングカーで旅行するということなので、短期滞在ビザの申請になります。

 

訪日目的からみると短期商用等や旅行者保証観光には該当しないので、知人訪問として申請することとなります。この場合、滞在経費面での審査がポイントの一つとなります。90日間旅行して帰国するに十分な資金を有しているかどうかということです。

次ぎにチェックされるのは、旅行計画でしょう。90日間の行動予定を可能な限り詳細に作成する必要があります。

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次回の掲載をお楽しみに。

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外国人のビザを専門とする目黒区自由が丘の萩原行政書士事務所です。
日本大使館のビザ発給責任者でした。
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